積立NISA、月いくらから始めるべき?手取り別シミュレーションで解説

投資

結論から言うと、積立額に「正解」はありません。大切なのは、生活を圧迫せず長く続けられる金額を選ぶことです。この記事では、地方銀行で外回り営業として、富裕層から中小企業オーナー、一般の方まで幅広く資産運用の相談に携わってきた経験をもとに、手取り別の積立額の目安と考え方を整理します。

なぜ「無理のない金額」が最も重要なのか


積立投資は、数年〜数十年単位で継続することで効果を発揮する仕組みです。営業の現場で感じたのは、「頑張って多めに設定した人」ほど、数ヶ月〜1年程度で積立を止めてしまうケースが多いということでした。逆に、「少額でも無理なく続けられる金額」で始めた人の方が、結果的に長期間続けられる傾向があります。
まず押さえておきたい前提として、投資である以上、元本割れのリスクは常にあります。「余裕資金の範囲で行う」という原則は崩さないようにしてください。

手取り別・積立額の目安


資産運用の相談現場でよく使っていた考え方をベースにした目安です。あくまで一般的な参考であり、個々の支出状況(家賃・扶養家族の有無など)によって適切な金額は変わります。


手取り18〜20万円程度
• 積立額の目安:月5,000円〜1万円
• 一人暮らしの新社会人に多い手取り帯です。まずは無理のない5,000円から始め、ボーナス月などで一時的に増額する方法も選択肢になります。


手取り22〜25万円程度
• 積立額の目安:月1万円〜2万円
• 固定費(家賃・通信費・保険)の見直しが済んでいれば、この水準まで無理なく設定できるケースが多いです。


手取り28万円以上
• 積立額の目安:月2万円〜3万円
• ある程度収入に余裕が出てくる層です。生活防衛資金(生活費の3〜6ヶ月分程度)を別途確保したうえで、積立額を検討するのがおすすめです。

積立額を決める前に確認すべき3つのこと

  1. 生活防衛資金があるか:急な出費に備えて、すぐ引き出せる預金を一定額確保してから積立を始めるのが基本です
  2. 固定費の見直しは済んでいるか:通信費・サブスク・保険料などを見直すだけで、積立に回せる余剰資金が生まれることが多いです
  3. ボーナスへの依存度:月々の積立額を無理に高くするより、ボーナス時にスポットで増額する方が続けやすい人もいます

「預金に眠らせたまま」にしないための意識


外回り営業では、預金口座にまとまった資金を長年動かさずに置いている方にも数多くお会いしました。共通していたのは「いつか考えよう」と後回しにしていたことです。新社会人のうちから少額でも積立の習慣をつけておくことは、将来「気づいたら何もしていなかった」という状態を避ける意味でも効果があります。

「増額」は後からいくらでもできる


多くのネット証券(三菱UFJ eスマート証券を含む)では、積立設定の金額をオンラインでいつでも変更できます。最初から完璧な金額を決めようとせず、「少なすぎるかも」と思うくらいの金額から始めて、数ヶ月続けてみてから増額を検討する、という進め方で十分です。[広告リンク:三菱UFJ eスマート証券]

まとめ


積立額に絶対的な正解はなく、大切なのは「継続できる金額」を選ぶことです。手取りに応じた目安を参考にしつつ、まずは少額からでも一歩を踏み出し、生活に慣れてきたタイミングで見直していくのが、挫折しにくい進め方です。

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